ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.09.14
「IT導入補助金」とは、「中小企業・小規模事業者のみなさまがITツール導入に活用いただける補助金」という目的で2017年から始まった補助金制度で、2022年で6回目となる。これまでの通常枠(A・B類型)に加え、2019年度補正予算にて「セキュリティ対策推進枠」が、2021年度補正予算にて「デジタル化基盤導入枠」などが拡充されている。詳しい情報は「IT導入補助金 2022」から参照できる。
補助対象者は中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)と小規模事業者となっている。補助対象は、ソフトウエア購入費、クラウド利用料、導入関連費だが、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)はハードウエア購入費も対象となる。補助率は1/2~3/4以内、補助額は30万~450万円となる。詳しくは「事業概要」を参照しよう。
IT導入補助金の目的の部分およびサイト各所に「ITツール」という言葉が使われている。このITツールとは、経済産業省「IT導入補助金のITツールとは」にて「業務効率化のために新たに導入されるソフトウエア製品やクラウドサービスなど」と説明されている。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
【MT】
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