ビジネスを加速させるワークスタイル(第18回)賢く複合機のコピー料金を節約。その5つのポイント

経営全般 ビジネス機器

公開日:2024.12.27

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 オフィスのペーパーレス化やテレワークなどによって、以前より複合機の紙の消費が減ったという企業もあるだろう。コピー、プリンター、スキャナー、FAXの機能を1台に統合する複合機の存在は大きく、業務に不可欠と言える。例えば、電子帳簿保存法では紙で受領・作成した書類を画像データで保存するスキャナー保存の要件が緩和された。一方、印刷などのコスト削減は企業の命題でもあり、紙の印刷に代わる情報共有のあり方を含め、複合機の賢い利用法を考えたい。

複合機の印刷枚数で課金するカウンター保守契約

 まずは複合機を導入する際のコストをおさらいしてみよう。購入またはリースとなるが、オフィスで一般的なA3版対応カラー複合機の場合、印刷スピードや給紙方法などによって金額は異なるが、購入するとおおむね100~200万円、リースであれば月額数万円程度になる。

 また、複合機本体の費用の他に保守契約が必要になる。メーカーによって名称は異なるが、保守契約は複合機を良好な状態に保つために必要な保守サービスの費用で、一定期間内に印刷された枚数によって算出する。印刷枚数のカウンター数に応じて従量課金することから、カウンター保守契約と呼ぶ事業者もある。カウント数は用紙サイズに関係なく、A3でもB5、はがきサイズでも1枚にカウントされる。保守サービス契約では、定期的なメンテナンス、故障時の修理といった保守サービスの技術料の他、感光体、消耗部品代などが含まれる。万一、感光体などの部品を交換するとなると高額な料金が発生することもあるが、保守サービスを契約していれば交換費用は不要で、経費の管理にも効果がある。

 複合機にかかわる大きなランニングコストといえば紙の印刷代だ。一般的なカウンター料金は、モノクロ印刷で1枚当たり約2~3円、2色カラー印刷で約5~10円、フルカラーで約15~30円となっている。この他、トナー代や用紙代がかかる。用紙を節約できる両面印刷や割り付け印刷を活用するなど、コストを意識した使い方がポイントになる。

カラー印刷を減らして印刷コストを削減…

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執筆=山崎 俊明

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