Biz Clip調査レポート(第47回)クラウドストレージ利用実態調査2024

クラウド・共有 働き方改革

公開日:2024.09.11

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 企業環境が大きく変化する中、新しい価値創造のカギとしてデータ活用に期待が寄せられている。日々の業務遂行でも、人手不足などを背景に生産性向上や業務効率アップが企業の重要な関心事となりつつあり、その実現のポイントは「いかに効率的にデータを管理・保管・活用するか」にある。こうした課題解決に力を発揮するのが、クラウド上のデータ格納スペース「クラウドストレージ(オンラインストレージ)」の利活用だ。その実態について、日経BPコンサルティングのアンケートシステムにて、同社保有の調査モニター2986人を対象に調査を実施した。

大企業の約8割がクラウドストレージを導入済み

 社内におけるクラウドストレージの導入状況を聞いたところ、55.4%の企業が「導入済み」と回答。導入率を従業員規模別で見ると、99人以下の企業では31.7%。最も導入率が高い1万人以上の企業の82.8%と比べて51.1ポイント差となった。導入率トップの1万人以上の企業では、8割が導入済みとなり、1000~9999人規模の企業でも71.1%となるなど、従業員規模が大きい企業ほど導入率が高い傾向がうかがえる(図1)。

【図1 クラウドストレージ導入状況(従業員数別)】

「OneDrive」「Google Drive」「box」がビジネス利用で高いシェア

 導入サービスについて聞いたところ、前回と同様に最も多く選択されたのが、「OneDrive for Business」(38.7%)で、2位が「Google Drive」の21.5%となった。その他、3位に「box」(21.6%)が続く結果となった(図2)。

【図2 クラウドストレージの種類】

社内・社外を問わず「大容量データの共有」に高い需要…

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調査・執筆 = 日経BPコンサルティング

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