なお、ここではWindows 11上でMicrosoft 365のExcelを使用した。Windows 11のバージョンは24H2。バージョンによってはメニューの位置などが異なる場合がある。従来のバージョンでは「挿入」タブの「ツアー」グループの中に「3Dマップ」がある。
これで3Dマップは完成した。しかし棒グラフの色が濃いため、重なり部分が分かりにくい。そこで、棒グラフの色を変更してみよう。
[caption id="attachment_55355" align="aligncenter" width="600"]
「レイヤーオプション」をクリックしてメニューを開き、カラーパレットを表示して色をクリックする。ここではオレンジ色にした。陰影がついて見やすくなった[/caption]
[caption id="attachment_55356" align="aligncenter" width="600"]
上部メニューの「図形」をクリックすると、棒グラフの形状を円柱状にしたり五角柱にしたりできる[/caption]
[caption id="attachment_55357" align="aligncenter" width="600"]
表の横にグラフを貼り付けるには、「ホーム」タブの「キャプチャ画面」を押してスクリーンショットを撮る[/caption]
[caption id="attachment_55358" align="aligncenter" width="600"]
表の横にカーソルを置き、「Ctrl」+「V」キーでグラフを貼り付ける[/caption]
[caption id="attachment_55359" align="aligncenter" width="600"]
左右に不要な部分があるのでトリミングしよう。「図の形式」タブで「トリミング」をクリックし、左右の縦棒を内側にドラッグして再度「トリミング」をクリックする[/caption]
[caption id="attachment_55360" align="aligncenter" width="600"]
不要な部分が取り除かれたので、位置を調整する[/caption]
これで表データを日本地図上の3D棒グラフで表現できた。これなら視覚的に傾向を捉えやすい。
再度編集したい場合は、作成時と同じように「データ」の「3Dマップ」を選び、すでに作成したマップを選択する。すると現在の状態が表示されるので、色や形、太さや透明度などを変更できる。
【ダウンロード】
「時短エクセル」 都道府県別データを3Dマップで表現する のお試しファイルのダウンロードはこちらから(Excelファイル)
※解説用画面はWindows 11上でMicrosoft 365のExcelを使用。一部メニュー名などが異なる場合がある