ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで“学び”が進化する
公開日:2025.01.10
この連載では、仕事で使える便利なショートカットキーを紹介していく。今回は、Windows 11のPCでスクリーンショットを撮る方法を紹介する。Windows 10では操作方法が異なるのでその点はご了承いただきたい。
資料やメールを作成するとき、画面のスクリーンショットを貼り付けることはよくある。全画面を撮りたい場合、アクティブウインドウだけ撮りたい場合、指定した範囲だけ撮りたい場合など、シチュエーションに応じたキー操作を解説しよう。
Windows 11でスクリーンショットを撮るには、「PrintScreen」キーを押し、それによって表示される「Snipping Tool(スニッピングツール)」というツールを活用する。ノートPCのように1つのキーに複数の機能が割り当てられている場合は、ファンクションキーを同時に押す必要がある場合もある。
撮りたい画面を表示した状態で「PrintScreen」キーを押す。するとSnipping Toolが画面上部に表示されるので、一番左のカメラマークが選ばれていることを確認し、「切り取りモード」アイコンの右の∨をクリックして「四角形」を選ぶ
切り取りたい部分をドラッグで指定する
「ピクチャ」フォルダーの中の「スクリーンショット」フォルダーに自動的に保存されている
ドラッグした箇所がpng形式で自動保存されると同時に、クリップボードにもコピーされているので、ペイントなどの画像ソフトに貼り付けて好きなファイル形式で保存できる。
ここでは切り取りモードで「四角形」を選んだが、「ウィンドウ」や「全画面表示」を選べばアクティブウインドウや全画面を撮ることもできる。
また、通常は「ピクチャ」フォルダーの中の「スクリーンショット」フォルダーに保存されるが、保存先の変更も可能だ(操作方法は後述)。
上記の方法で「ウィンドウ」を選べばアクティブウインドウを撮ることは可能だが、「キーを押す」→「項目を選ぶ」→「ウィンドウをクリックする」という3ステップが必要で手間がかかる。そんなときはショートカットキーを使う。
撮影したいウインドウを最前面にした状態で「Alt」+「PrintScreen」キーを押す。これでクリップボードにコピーできた。ペイントなどを起動し、「Ctrl」+「V」キーを押すと、アクティブウインドウが撮影されていることがわかる
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執筆=内藤 由美
大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。
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目的別ショートカットまとめ
2025年2月13日(木)①14時00分〜15時00分 ②18時00分~19時00分
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