ビジネスを加速させるワークスタイル(第16回)Excelの「共同編集」で社内の連携を便利に

業務課題 クラウド・共有 コミュニケーション

公開日:2024.11.11

  • PDF PDF
  • ボタンをクリックすることで、Myクリップ一覧ページに追加・削除できます。追加した記事は、「Myクリップ」メニューからいつでも読むことができます。なお、ご利用にはBiz Clipに会員登録(無料)してログインする必要があります。

Excelは表計算ソフトだけど、それだけじゃない

 ビジネスパーソンであれば、誰もが一度は「Excel(エクセル)」を使ったことがあるでしょう。Excelを使うと、関数を利用して複雑なデータ集計ができたり、集計結果をグラフでわかりやすく示したりできます。

 企業によって利用法はさまざまで、売り上げや勤怠管理といったシンプルな使い方はもちろん、データ分析とデータの可視化などに活用し、事業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に役立てているケースもあるでしょう。

 しかし、アップデートを重ねるExcelにおいて、こうした機能はあくまでも一部です。例えばExcelに搭載されている、シートを複数のユーザーで共有する機能を利用すれば、チームのメンバー全員が1つのExcelのファイルにアクセスし、メンバー間のコラボレートも可能です。

 この記事では、Excelを社内のコラボレーションツールとして活用し、チームワークを加速させる方法を紹介します。

Excelは「共同編集」でもっと便利になる

 Excelには「共同編集」という機能が標準で備わっており、この機能を使用すれば、複数のユーザー間でオフィス内/外を問わずクラウドストレージに置かれたExcelファイルにアクセスし、編集することが可能です。

 例えば、複数のメンバーが同時に同じシートを編集し、作業状況を共有する「リアルタイム共同編集」や、セルに具体的な質問や意見を書き込んで、チーム内でコミュニケーションを取る「コメント機能」も利用できます。

 さらに、ファイルの変更履歴を自動的に保存する「バージョン管理」機能を利用すれば、誤操作や誤入力によってExcel内のデータが損失したり、意図せず変わったりした際に、以前のバージョンに復旧することが可能です。

 この他、同じくMicrosoftのコミュニケーションツールである「Teams(チームズ)」と連携すれば、オンライン会議中にリアルタイムにExcelファイルを共同編集する「Excelライブ」機能の利用が可能です。Excelライブを使用すれば、チームの参加者全員がExcelファイルの内容を変更できます。

 このように、チームのメンバー全員が同じExcelファイルで作業をすれば、情報の一元化、および情報の最新化も期待できます。メンバー間でExcelのスキルに差はあるかもしれませんが、スキルの高いメンバーがExcelのフォーマットをチーム全体で共有すれば、作業効率の向上も期待できます。

誰もが使えるツールだからこそ、コラボレートするメリットがある…

続きを読むにはログインが必要です

\ かんたん入力で登録完了 /

会員登録3つのメリット!!

  • 最新記事をメールでお知らせ!
  • すべての記事を最後まで読める!
  • ビジネステンプレートを無料ダウンロード!

執筆= NTT西日本

【MT】

あわせて読みたい記事

「業務課題」人気記事ランキング

連載バックナンバー

オンラインセミナー動画

配信期間

2024年10月24日(木)~2024年11月29日(金) 

セキュリティ関連

セキュリティコンサルタントが解説!いま企業がとるべきサイバー攻撃対策とは

配信期間

2024年9月2日(月)~2025年3月31日(月)

カーボンニュートラル関連

カーボンニュートラル実現への第一歩~温室効果ガスの可視化・削減の最新動向と具体事例~