知っ得!生成AIの意外な業務活用(第3回)生成AIを活用したビジネスモデル

時事潮流 デジタル化

公開日:2024.12.27

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「生成AIの利用」は当たり前の時代になりつつある

 近頃のビジネス情報やニュースを読もうとして、「生成AI」という言葉を見かけないことはまずない。「生成AI」という言葉でなくとも、「ChatGPT」「Copilot」「Gemini」などのテキスト生成AI、「Midjourney」「Stable Diffusion」などの画像生成AIの名前があったりする。その他にも、音楽や動画などさまざまなコンテンツを生成するAIもあり、さまざまな名称が目に入る。

 これら生成AIは、生活や仕事でも身近に使われるようになってきた。あるニュースサイトでは「AIで要約」ボタンでニュースの要約ができる。筆者はWeb検索代わりに生成AI「Gemini」や「ChatGPT」を利用することも多くなった。例えば、「失敗しないハンバーグの作り方は?」などは、Web検索ならいくつもの結果を参照して自分で答えを導き出す必要があるが、生成AIに投げれば総合的な答えが“一発”で得られるからだ。

 ビジネスシーンでも生成AIが使われることが多くなっている。サポートへのチャット連絡で最初に概要などを伝える相手は「AIオペレーター」という場合が多く、AIで解決できないときに、人間の担当者が出てくるシステムも多い。そういえば、最近行った総合病院では「AI電話で予約(初診・再診)・変更・キャンセルの受付が始まります」というポスターが貼ってあった。

 身近になりつつある生成AI。現在は、これらを活用したビジネスモデルも増えている。今回は、代表的ないくつかを紹介するので、自社の業務への導入の参考にしてもらいたい。

業務における生成AIの活用状況は?(最新の「情報通信白書」より)…

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執筆=青木 恵美

長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。

【T】

審査 24-S1007

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