ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2018.02.01
はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法
本田晃一 著
SBクリエイティブ
夢を実現する方法です。しかも、夢のためにすべてをかなぐり捨てて頑張るのでなく、ワクワク楽しみながら、最短距離で夢をかなえる方法です。
一般に、夢の実現には、苦労と頑張りが不可欠と思われています。実際に、サクセスストーリーには苦労話が不可欠です。それでも夢がかなえばいいほうで、かなわない人も大勢います。そういう人たちを見て、夢を見ることさえ諦める人がたくさんいます。しかし、実際は苦労知らずに夢がかなう人もたくさんいます。本書は後者、すなわち楽に夢をかなえる方法を解説します。
「楽して」というと「そんなはずない」という気持ちになります。これは、怪しい話の常とう句でもあります。
私も本書のタイトルを見て「胡散臭(うさんくさ)い」と思いました。でも、読んでみると、色々納得できました。著者は、仕事を通して成功者や富裕層から素直に学んだ方です。これを自ら実践し、著者なりの解釈でつづっています。結果、本書は成功法則の集大成に仕上がっていると思います。
具体的には、セルフイメージの高め方、人付き合い、お金との付き合い方、仕事に対する考え方という4つの切り口から解説してくれます。カテゴリーでいえば、いわゆる自己啓発書です。
ただし、著者自身が実践したことだけ紹介する「実践型自己啓発書」といえます。また「おたく力でお客さんとつながる」「自動化すれば、サボってもうまくいく」など現代風な味付けもされています。
「今の人生に不満がある」「将来に不安を感じている」「もっと幸せになりたい」という方が、若い人を中心に少なくないと思います。そういう人たちが新しい視点を手に入れる上で役立つと思います。
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執筆=藤井 孝一(ビジネス選書WEB)
ビジネス書評家、読者数5万人を超える日本最大の書評メールマガジン『ビジネス選書&サマリー』の発行人。年間1000冊以上の書籍に目を通し、300冊以上の書籍を読破する。有名メディアの書評を引き受けるほか、雑誌のビジネス書特集でも、専門家としてコメント。著書は『読書は「アウトプット」が99%』(知的生きかた文庫)のほか、『週末起業』など、累計50冊超、うちいくつかは中国、台湾、韓国でも発刊されている。
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