ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2015.10.07
9月中旬、北海道の山から始まった紅葉は、山頂から麓へ、同時に北から南へと、あっという間に本州を移動。四国の石鎚山、中国地方の大山、九州・くじゅうの大船山など、西日本の山でもこれから次々に見ごろを迎えます。秋は山が一年で最も華やぐとき。今年はどこも例年より1週間から10日ほど色づきが早いようで、この時期にしか見られない絶景を見逃さないようにしたいですね。
紅葉のピークはいつごろなのか、タイミングを計るのは簡単ではありません。それは、山と、私たちが住む町では気候が違い、季節の進み具合がずれているから。紅葉を楽しみにせっかく苦労して登っても、早くて色が浅かった、逆にもう散ってしまっていた、など残念な思いをすることもしばしば。
そんな失敗をしないために、計画段階からチェックしたいのが、観光協会や麓のビジターセンター、山小屋などがWebで公開している紅葉情報。人気の山であれば、山名と“紅葉”などのキーワードでWeb検索すれば、紅葉の進み具合も一目瞭然。更新が頻繁でアクセス数が多い記事なら、最近の登山情報が確認できます。そこに掲載された写真と、直前情報を参考にしてタイミングを逃さないようにしましょう。
私がよく利用しているのが、山中または山頂などに設置されたライブカメラの映像です。山は麓と山頂で天気が違うことが多いので、ライブカメラを見れば目的地が晴れているのか、曇っているのか、まさにリアルタイムで知ることができます。紅葉の進み具合や天気だけでなく、これからの時期、標高の高い山は積雪が心配です。登山道に雪があるかどうかをチェックするのにも役立ちます。
今やスマホなしでの生活が考えられないように、登山においてもまた、スマホは欠かせないアイテムになっています。以前から緊急時の連絡手段に携帯電話の活用は重要視されていましたが、最近は、現地で最新情報を得るためのツールとしてもスマホアプリが使われています。例えば天気予報を見るなら「ピンポイント天気」や「アメフリ」。雨雲のレーダーの予測を見れば、数時間後の天気もある程度知ることができ、行動の判断に役立ちます。…
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執筆=小林 千穂
山岳ライター・編集者。山好きの父の影響で、子どもの頃に山登りをはじめ、里山歩きから海外遠征まで幅広く登山を楽しむ。山小屋従業員、山岳写真家のアシスタントを経て、フリーのライター・編集者として活動。『山と溪谷』など登山専門誌に多数寄稿するほか、『女子の山登り入門』(学研パブリッシング)、『DVD登山ガイド穂高』(山と溪谷社)などの著書がある。現在は山梨で子育てに奮闘中。
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人生を輝かせる山登りのススメ