めざせデジタルインフラの構築（第13回）店舗の誘導を加速させるMEO対策

　G-MEOには2019年3月のサービス開始以来、レストラン、居酒屋、美容院、エステティック、スポーツジム、整骨院、整体・マッサージ、不動産など、地域に密着したさまざまな事業者が登録している。登録店舗数は約1000店舗を数える（2021年4月時点）。G-MEOを新規顧客の獲得やブランディングに活用する店舗も増えているという。

　GleanerによればMEO対策後、店舗の間接検索数は平均で12.5倍増加、G-MEO利用事業者の約8割が希望のキーワードで上位表示された実績がある。

　G-MEOは、1日当たり1320円（税込）から利用でき、上位に表示された日だけ課金する成果報酬型のため、高いコストパフォーマンスが期待できる。キーワードは最大6ワードまで対応し、MEOの成果を分析・見える化する管理ツールを用意する。

　店舗は表示ランキングの推移や、どれだけ見られているかといった顧客アクション数を確認できる。実際の来店者数や売上高と比較すれば、費用対効果も分かるだろう。また、毎月送付されるレポートによって今後の方針改善に生かすことも可能だ。

オリジナルのWebサイト作成オプションも

　Googleマップに店舗情報が表示される際、既存のホームページと連携したり、飲食や美容院などの専門ポータルサイトと連携したりすれば、より詳細な情報提供が可能となる。ただ、利用者への情報提供に欠かせないWebサイト（ホームページ）を作成していない店舗もあるかもしれない。MEOでは、店舗の情報を記載・管理するGoogleのプレイスページを利用し、ホームページの代わりにできる。

　G-MEOではMEO対策の一環として、独自ドメインのオリジナルサイト作成オプションを用意する。MEOの表示順位にも関係するGoogleマイビジネスのリンク先として、専門ポータルサイトではなく店舗独自のオリジナルサイトを活用すれば、Googleマップ上での順位上昇や来店率向上の効果が期待できる。

　G-MEOでは初期費用が無料のライトプラン、初期費用が有料のスタンダードプラン、プレミアムプランを用意。いずれのプランも月額料金は1320円（税込）/日、課金対象はMEOで上位3位以内に表示された日だけ課金する成果報酬型、キーワードは最大6ワードまで、順位チェックツールの提供などは共通だ。ただし、プランによってWebサイト作成・連携などの追加サービスの対応や、契約期間が異なる。最新情報をホームページで確認してほしい。

　G-MEOはGleanerとのアライアンスを締結するNTT西日本を通しても導入できる。販売促進などで課題を抱える店舗の要望に応じて、G-MEOとともに光インターネット回線などデジタルインフラの構築を支援してくれる。

　飲食店や美容院など、同じ地域に多くの競合がある業種では、いかに利用者へ店舗の魅力をアピールし、口コミの投稿や高評価を増やしていくかのマーケティング活動が重要になる。その大きな一歩としてMEO対策を検討したい。

MEO対策のフローイメージ

※「G-MEO」は株式会社Gleanerの商標または登録商標です
※G-MEOは株式会社Gleanerが提供するサービスです
※NTT西日本は本サービスの販売取次を実施します

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