ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2018.07.11
聞き慣れない言葉が次々に登場するIT用語。IT初心者の社長にも理解できるように難解なITキーワードを解説する本連載。今回のテーマは「RPA」だ。
「社長、IT展示会の案内状を見ていたら、RPAが出るんですって。今、話題になっていますし、社長も一緒に見に行きませんか」(総務兼IT担当者)
「君、ばかにしちゃいかんよ。AKBやNMBなら知っておる。また新しいグループができたのか」(社長)
「違いますよ。アイドルグループのことではなく、ロボットのことですよ」
「何!?今度はロボットが歌って、踊るのか」
「ロボットがパソコンの入力作業などをやってくれるんです」
「歌って踊ってパソコンをやるって、どんなグループなんだ」
「歌と踊りは忘れてください。わが社のパソコン作業をロボットが代わりにやってくれるんですよ」
「ロボット用のイスを用意したほうがいいのか?もしかしてそのロボットは空も飛べたりするのか?」
「ロボットアニメ世代の社長が盛り上がる気持ちは分かりますが、RPAは人型ロボットではないんですよ」
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は、データ入力などのパソコン操作を記録し、自動的に実行するソフトウエアです。人型ロボットのように、物理的な実体があるわけではありません。手順が明確な定型作業を効率化する手段として話題になっています。
Q RPAが注目される理由は?…
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執筆=山崎 俊明
【MT】
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