時短エクセル(第81回)セルにサクッとグラフを追加!「スパークライン」とは

パソコン スキルアップ

公開日:2024.08.05

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 売り上げ一覧などをグラフ化することはよくある。ただ、「グラフを作るほどでもないけど、サクッと視覚確認したい」というシチュエーションもあるだろう。そんなときにもってこいの機能がある。「スパークライン」と呼ばれるもので、セルの中に小さな棒グラフや折れ線グラフを表示できる。スペースも手間も少なくて済む上に分かりやすく表現できるので、ぜひ覚えておきたい。

縦棒のスパークラインをセル内に挿入する

 では、縦棒のスパークラインをセル内に挿入してみよう。準備としては、売り上げ一覧表の右に少し広めのセルを用意する。そしてセルの高さも高めにしておこう。ここでは、「30」にした。

一番上の店舗のスパークライン用セル(ここではJ3)をアクティブにした状態で、「挿入」-「スパークライン」-「縦棒」とメニューをたどる

 

「スパークラインの作成」ダイアログが開くので、「データ範囲」にカーソルがある状態でその店舗の売り上げが記載された行(ここではC3~I3)をドラッグして指定する

 

セル内に縦棒グラフが作成される

 

セルの右端を下方向にドラッグしてコピーする

 

 これで全店舗に縦棒グラフが作成された。ただし、これは各行での大小をグラフにしているだけなので、店舗ごとの大小を比較することはできない。すべての店舗の数値を絶対値で比較するためにはちょっとした工夫が必要だ。

各店舗の大小を比較するための一工夫…

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執筆=内藤 由美

大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。

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