ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2021.02.08
■お悩み
Zoomで会議をすることが増えたのですが、リアル会議のときのようにちょっとした目配せをしたり、隣に座った参加者と意見を交換したりできず息が詰まります。Zoom会議で個人間のコミュニケーションを取る方法はありますか?(愛知県H.Mさん)
■お答え
チャットを活用すれば個人間のコミュニケーションも可能に
退屈な会議では、隣の人とちょっとした無駄話することも息抜きになりますよね。いや、それだけではなくて、隣の人との会話で意見がまとまり、会議がより有意義になることだってあるわけです。オンライン会議ではどうしても画面と向かい合うだけになってしまいがちで、無駄話も意見交換もしにくい傾向にあります。下手をすると一言も発さず、会議の画面を閉じるなんてこともあるでしょう。
考えてみると、オンライン会議で主役の声を聞いたり相手の顔を見たり、資料を共有したりするのは、リアル会議でもやっていたことです。しかし、オンライン会議ならではのツール「チャット機能」を有効に使うことで、リアル会議ではできなかったコミュニケーションが実現できます。チャットのような文字による意思疎通は、リアルの会議にはなかったコミュニケーションですよね。
オンライン会議の代表的なアプリ「Zoom」(ZoomVideo Communications社)でも、ミーティング中にチャットできる機能が備わっています。もしかすると、チャット機能を知らなくて会議中にチャットの中で起きていたことに取り残されていた人もいるかもしれません。まず、チャット機能の使い方をおさらいしておきましょう。
パソコンでチャット機能を使うには、画面下の吹き出しマークの「チャット」ボタンをクリックします。するとオンライン会議の画面の右側にチャットのウィンドウが開き、文字でやり取りができるようになります。文字は右下の「ここにメッセージを入力します」の欄に入力します。文字のやり取りはLINEのメッセージツールなどと同様で、画面の上部からリアルタイムに表示されていきます。
スマホでもできますから、外出先などから参加しているときでもチャットで意思表示が可能です。チャットでメインの音声会議と並行して確認事項を整理したり、参考になるWebサイトのURLを共有したりすれば、会議の時間をより有効に活用できるのです。
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執筆=岩元 直久
【TP】
オンライン会議お悩み相談室
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