ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2015.10.27
日本初! たった1冊で誰とでもうまく付き合える世代論の教科書
阪本節郎著/原田曜平著
東洋経済新報社
若者はおやじたちのことを分からない、おやじたちも若者の考え方が分からない……。そんな世代間のギャップを埋めるために、それぞれの世代がどういう背景でどういった考えを持っているのか解説した本です。
企業の採用状況がよくないときには若者は“おやじたらし”にならなければなりません。部下との絆を深め、良いチームをつくっていくためにはおやじも“今の若者は分からん”などと嘆いていてはいられません。そういったコミュニケーションの教科書として構成されています。
世代論を語る際は、どうしても書き手目線になりがちです。例えば著者がおやじ世代であれば、若者たちを語る際にどうしても“おやじ目線”になってしまいます。本書の特筆すべき点は、おやじ世代のパートはおやじ世代が執筆し、若い世代のパートは若い世代が執筆する共著の形をとっているところです。
もちろん、「今どきの若いやつらは……」とか「どうせ○○世代の感覚は……」など、決めつけはよくないケースはあります。しかし、「世の中が複雑化・細分化している現代だからこそ、まずは大ざっぱに人間を分類して大枠をつかむことが、かつて以上に重要になっているのではないか」と著者は述べています。
こうしたニーズに応える形で本書では現在20代前半から60代後半までを6つの世代にセグメントしています。当然、その世代に当てはまる自分の上司や部下を想像しながら読むことになるわけです。…
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