ビジネスを加速させるワークスタイル(第13回)夜間・休日に通信トラブルが発生したら?不安なく過ごすために考えるべき3つの視点

ビジネス機器 コミュニケーション

公開日:2024.10.17

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 情報通信のためのネットワークが、企業活動を維持する“生命線”ということは多くの企業にとって共通認識となりつつある。例えば、電話やFAXだけでビジネスが成り立つ例は少ないだろう。現代においては、社内の情報共有から社外との連絡や受発注などのやり取りまで、ネットワークが業務を支えているからだ。一方、通信インフラは、生活の電気・水道・ガスと同様に、きちんと提供されていることが当たり前で、日常では存在を意識すらしない。

多くの企業にとって通信インフラは業務を支える要に

 ところがトラブルが発生したとたんに、ビジネスのあちこちに影響が出て困惑することになる。社内や店舗内のネットワークを支えるWi-Fiルーターに障害が発生するだけでも、多くの業務が滞ってしまうのだ。そうしたトラブルも、情報システム担当が職務として割り当てられている企業ならしっかり対応が可能だろう。

 しかし、企業において「パソコンやWi-Fiに詳しい」ということでネットワークの管理を任される従業員にとっては、トラブル対応と本来業務のやり繰りだけでも大混乱に陥る。通信インフラを復旧させるための体制を平時から準備しておくことが、トラブル時の業務への影響を最低限に抑制するポイントになる。こうした通信インフラのトラブルは、平日昼間の業務時間内にだけ起こるとは限らない。

 夜間や休日にトラブルが生じて、社外からの連絡が取れなくなったり、受発注の情報が届かなくなったりすることもある。夜間、休日のトラブルが業務に影響を及ぼさない企業であっても、週明けの繁忙時期にネットワークが動かないとダメージは大きい。

業務は日中に限らず通信トラブルへの24時間対応が不可欠に…

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執筆=岩元 直久

【MT】

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