ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2017.08.03
なぜこの人と「また」話したくなるのか
田中イデア 著
大和書房
話し方の本です。といっても、スピーチやプレゼンなど、人前でうまく話す方法ではありません。日常会話や雑談の技術です。「また話したい」と思ってもらえる方法です。
誰もが、人と「うまく話したい」と思っているはずです。でも、なかなかうまくいきません。一念発起して話しかけたのに「しらけた」「黙られた」「警戒された」など空回りの経験は、よくあります。反対に、会話が弾めばチャンスや出会いにつながるかもしれません。もし、それが簡単にできる方法があるなら、ぜひ知りたいはずです。本書には、それが書いてあります。
「話し上手」といえば、真っ先に思い浮かぶのが、芸人や司会者など、テレビで活躍する人たちです。彼らの技術なら、ぜひ学びたいものです。ただ、普通は知る機会がありません。本書にはまさにそれが書いてあります。著者は、放送作家で、お笑い芸人の指導も行うそうで、芸能人たちと交流して学んだ会話のテクニックを、分かりやすく解説してくれます。
もちろん、才能や高度なスキルは必要ありません。誰でも、簡単にできるちょっとしたスキルやコツです。それだけで、会話が今よりずっと楽に、楽しく、盛り上がります。
例えば「出会って4秒でネタを作る方法」や「アイドルとも同じ目線になれる話題」など、まさに放送作家だからこそ分かる会話のヒミツです。
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執筆=藤井 孝一(ビジネス選書WEB)
ビジネス書評家、読者数5万人を超える日本最大の書評メールマガジン『ビジネス選書&サマリー』の発行人。年間1000冊以上の書籍に目を通し、300冊以上の書籍を読破する。有名メディアの書評を引き受けるほか、雑誌のビジネス書特集でも、専門家としてコメント。著書は『読書は「アウトプット」が99%』(知的生きかた文庫)のほか、『週末起業』など、累計50冊超、うちいくつかは中国、台湾、韓国でも発刊されている。
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