ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2019.09.05
1日の仕事を3時間で終わらせるダンドリ術
山本憲明 著
フォレスト出版
仕事術の本です。仕事、環境、行動を徹底的に見直すことで、労働時間を大幅に減らすことができます。その具体的な方法を教えてくれます。著者自身、本書の方法で1日の労働時間を8割減らすことに成功したそうです。それに従って、収入は減るどころか、むしろ増えたそうです。そんな著者が実践したダンドリ術を公開します。
本書の内容を実践すれば、ムダな仕事をすることがなくなります。そして、重要な仕事を効率的に進められるようになります。その結果、成長することができ、人生が充実していきます。
多くの人が「やらなければいけない仕事」に日々追われています。もちろん、効率的に進めようとさまざまな工夫をしているはずですが、結局、時間不足に陥ってしまいます。
これを回避するために「優先順位をつけろ」と言われます。しかし、順位づけは簡単ではありません。しかも、優先順位が低い仕事も、いずれやるために、トータルの労働時間は減らせません。大事なことは「優先順位づけ」でなく「やらないこと」を決めて、やらないことです。本当に必要なことだけやるようにすれば、仕事時間は大幅に減らせます。その勘所が学べます。
構成は、1部と2部に分かれています。前半でムダな8割を徹底的になくす方法を解説します。後半では、残った2割の時間で仕事の質を高め、自分を成長させる方法が学べます。
世の中は、ますます複雑になり、仕事はどんどん増える傾向にあります。そんな中、ビジネスパーソンは仕事に追われ続けています。そんな日々から脱却したい方にお勧めします。
著者のように8割も仕事時間が減らせたら夢のようです。そのためには、小手先のテクニックでは不可能です。キーボードを早く打つとか、睡眠時間を減らすなどの方法では、限界があるからです。
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執筆=藤井 孝一(ビジネス選書WEB)
ビジネス書評家、読者数5万人を超える日本最大の書評メールマガジン『ビジネス選書&サマリー』の発行人。年間1000冊以上の書籍に目を通し、300冊以上の書籍を読破する。有名メディアの書評を引き受けるほか、雑誌のビジネス書特集でも、専門家としてコメント。著書は『読書は「アウトプット」が99%』(知的生きかた文庫)のほか、『週末起業』など、累計50冊超、うちいくつかは中国、台湾、韓国でも発刊されている。
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