ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2021.12.02
毎日がうまくいく朝のスイッチ
大嶋信頼 著/あさ出版
習慣の本です。その日の質を高める「朝のルーティン」を分かりやすく教えてくれます。短時間で手軽にできて効果のあるものばかりです。
いずれも心理カウンセラーの著者が自ら実践し、効果があったものだそうです。やり方と効果に加え、「自分らしく生きられるようになった」などのケースも紹介されているため、イメージしやすいです。実践すれば気持ちとパフォーマンスが改善し、人間関係も楽になるでしょう。そうして、本来の自分を取り戻せれば毎日が楽しくなり、きっと人生が好転するはずです。
誰しも晴れやかな毎日を過ごしたいと思っています。それを決めるのは朝です。本書は、朝やるべきことを紹介しています。「スイッチ」というだけあって、どれも数分で完結します。著者は、「生きづらさを感じる人には共通点がある」と言います。それを踏まえてピックアップしていますので、多くの人が共感できる内容になっています。
文中には、25のメソッドが紹介されています。もちろん、全部やる必要はありません。自分に必要なもの、生活スタイルに合ったものだけを試せば十分です。それだけで心が軽くなるはずです。その中から、続けられそうなものを習慣化していけばいいと思います。続けることでやがて自分を取り戻し、楽しく、美しく毎日を過ごせるようになるはずです。
というわけで、人間関係に悩んでいる人、自分を見失いがちな人、毎日を気持ちよく過ごしたい人、パフォーマンスを改善したい人で、簡単に始められる習慣を探している人にお薦めします。
朝は大事です。何事も始めが肝心です。一日も朝の過ごし方でかなりの部分が決まります。朝から精力的に動けたなら、それだけで達成感を得られます。ただ、朝を気持ちよくスタートさせることは簡単ではありません。特に、朝は寝ぼけて理性が働かず、なかなか動けません。
\ かんたん入力で登録完了 /
執筆=藤井 孝一(ビジネス選書WEB)
ビジネス書評家、読者数5万人を超える日本最大の書評メールマガジン『ビジネス選書&サマリー』の発行人。年間1000冊以上の書籍に目を通し、300冊以上の書籍を読破する。有名メディアの書評を引き受けるほか、雑誌のビジネス書特集でも、専門家としてコメント。著書は『読書は「アウトプット」が99%』(知的生きかた文庫)のほか、『週末起業』など、累計50冊超、うちいくつかは中国、台湾、韓国でも発刊されている。
【T】
読書でビジネス力をアップする