ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.01.06
おうちストレスをためない習慣
杉岡充爾 著/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
健康の本です。疲労やストレス、倦怠(けんたい)感を解消します。特にコロナをきっかけに、大人も子どもも在宅ワークが浸透したりして、家にいる時間が増えています。それが新たな不調を生んでいます。
本来、休息の場所である家が、かえって脳や神経のストレスになっているのです。いわば「おうちストレス」です。そんな新しいストレスの解消をめざします。著者は、10万件超のデータを見てきた医学博士です。本書では「おうち時間」をストレスフリーにする方法を教えます。実践すれば不調が解消し、パフォーマンスも上がるはずです。
かつては「家だけが唯一の休息時間」という人が多かったと思います。その場所が、在宅ワークのせいで「かえってストレスのもと」になってしまった人も少なくないようです。それを解消しようと、休日は「昼まで寝ている」「ゴロゴロしている」「動画や漫画で体を休めている」という人は要注意です。疲労や倦怠感を招いている可能性があります。
本書は、そんな間違った過ごし方を改善し、本当の休息方法を教えてくれます。始めに、イライラする、肩がこる 背中が痛む、目が疲れるなど、6つのサインを紹介します。その上で、ストレスの原因と影響、ストレス解消法やためない工夫、さらにストレス解消ストレッチも紹介します。読んで実践すれば、おうち時間がストレスフリーになるはずです。リモートワーク中の人、家で働くフリーランス、持ち帰り仕事が多い人はもちろん、ストレス社会で頑張るすべてのビジネスパーソンにおすすめです。
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執筆=藤井 孝一(ビジネス選書WEB)
ビジネス書評家、読者数5万人を超える日本最大の書評メールマガジン『ビジネス選書&サマリー』の発行人。年間1000冊以上の書籍に目を通し、300冊以上の書籍を読破する。有名メディアの書評を引き受けるほか、雑誌のビジネス書特集でも、専門家としてコメント。著書は『読書は「アウトプット」が99%』(知的生きかた文庫)のほか、『週末起業』など、累計50冊超、うちいくつかは中国、台湾、韓国でも発刊されている。
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