強い会社の着眼点(第19回)
古いルーターはリスクフル!買い替えポイントは?
公開日:2017.03.08
東日本大震災の発生から6年。その後も、熊本地震など大規模な自然災害が起きている。そうしたリスクへの備えとして、災害時にも事業を継続できるBCP(事業継続計画)の策定を進める企業は少なくない。
大規模な自然災害が事業へ及ぼす影響で代表的なのは、電力、ガス、水道といったインフラの破壊だ。中でも停電はビジネスに大きなダメージを与える。オフィス内はパソコンやサーバーなどの各種情報機器に加え、ビジネスフォンなどの通信機器がネットワークにつながれている。これらの重要な機器は、当然ながら電力がなければ動かない。
停電は大規模災害がなくても起こりえる。2016年10月に変電設備のケーブル火災により東京都内の一部で発生した停電事故は、官庁や企業の業務を一時停止させるなど大きな影響を及ぼした。日本では安定的に電力が供給され、空気や水と同様に電力は“当たり前”の存在として考えられがちだ。こうした事故に驚いたかもしれないが、実は停電は日本各地でかなり頻繁に発生している。
\ かんたん入力で登録完了 /
執筆=山崎 俊明
【MT】
万一の備え、事業継続計画策定のススメ
中小企業は必読!本当に必要なBCP対策
近年多発する地震や台風などの自然災害や新型コロナウイルスなどの感染症は、ビジネスに甚大な影響をもたらしかねません。企業にとってBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を策定し、危機管理能力を高めて早期に事業継続や復旧を図る体制が必要です。BCP対策の実例や策定のポイントを解説します。
ランサムウェアの被害を防ぐバックアップ6つのポイント
企業内のネットワークに侵入してデータを暗号化し、その解除と引き換えに金銭を要求する「ランサムウェア」は企業にとっての大きな脅威になっています。。ここでは「ランサムウェア対策」という観点から、バックアップを行うときに気をつけたい6つのポイントを解説します。
企業の情報セキュリティリスク認知調査2023
テクノロジーの進化によって、生産性の向上や多様な働き方の実現などの恩恵がもたらされる一方、サイバー攻撃も多様化・複雑化の一途をたどっています。こうした中、攻撃手法などの情報セキュリティリスクをどれくらい認知しているのだろうか。その最新動向について調査しました。