ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2017.05.29
とどまるところを知らないサイバー攻撃。企業では規模を問わず、対策が急務だ。情報セキュリティー対策を行うベンダーはたくさんあるが、通信から対策を打つなら通信事業者の選定が肝要だ。各通信事業者の情報セキュリティーに関して、企業はどのようにイメージしているか。日経BPコンサルティングのアンケートシステムAIDAにて、同社保有の調査モニター2353人を対象に意識調査を実施した。
各通信事業者の情報セキュリティーに対し優れているイメージを、11項目について聞いた。11項目中6項目でトップとなったのが、NTT東日本・西日本だ。特に「地域に密着している」では、他の事業者を大きく引き離してのトップとなった。その他、「組織力がある」「信頼性が高い」「実績が豊富」「安全・安心面が優れ、セキュリティーの高いサービスを提供している」「保守・運用面、導入後のサポートが優れている」がトップとなっている。一方、「ユーザーのニーズに応えてくれる」「発展性・将来性がある」「提案力がある」に関しては、首位をソフトバンクに譲り、NTT東日本・西日本が弱い項目ということができる(図1)。
【図1 各通信事業者の優れているイメージ】
セキュリティーイメージについて最も重要事項と思われる「安全・安心面が優れ、セキュリティーの高いサービスを提供している」に関しては、NTTグループが、KDDI、ソフトバンクよりも優れたイメージを持っている回答者が多い結果が出た。その中でも僅差ながら、NTT東日本・西日本が20.5%でトップとなった。
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調査・執筆 = 日経BPコンサルティング
【M】
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