ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2017.08.09
業務におけるスマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどのモバイル活用が拡大。オフィス内で、ワイヤレス環境の構築が進んでいる。企業内における無線LAN環境整備の実態について、日経BPコンサルティングのアンケートシステムAIDAにて、同社保有の調査モニター1810人を対象に調査を実施した。
アンケートの結果によると、今回、回答企業の68.7%と約7割の企業が無線LANを導入している。無線LANの導入率は従業員規模で特徴があり、従業員規模が大きい企業ほど導入率が高い(図1)。99人以下の企業が60.4%なのに対し、1万人以上の企業では79.1%と約8割の企業が導入している結果となった。一方で導入の必要性を感じないのは、99人以下の企業が26.6%と高い。
【図1 従業員規模別無線LAN導入状況(従業員数別)】
無線LANの導入理由として多くの企業が選択した理由が、「業務プロセスの効率化」だ。36.0%の企業が選択した(図2)。次いで高い理由の「ワークスタイル変革」で32.8%の企業が選択。いずれも、従業員規模が大きい企業ほど選択率が高く、「ワークスタイル変革」に関しては、「1万人以上」の企業が52.3%と過半数の企業が選択した。その他、「オフィスのレイアウト変更やオフィスの移転が容易になる」「ペーパーレス会議を行う」「フリーアドレススタイルの構築」なども従業員規模が大きい企業ほど選択率が高い結果となった。
【図2 社内無線LAN導入理由・導入意向理由(従業員数別)】※上位5項目
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調査・執筆 = 日経BPコンサルティング
【M】
Biz Clip調査レポート
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