人手が足りない会社の業務効率処方箋(第1回)アウトソーシング活用で「ひとり情シス」問題を解決

ITアウトソーシング

公開日:2015.07.29

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 中小企業の悩みの1つとして、社内にIT専門の担当者が1人しかいない「ひとり情シス」、あるいは担当者が全くいない問題がある。多くの中小企業が、IT専任担当に人員を割けないのは致し方ない事実。しかし、現在のビジネス活動はITなくして成り立たないといっても過言ではない。つまりIT分野の力不足が、経営のリスク要因にならないように注意を払う必要がある。

 例えば、ウイルス対策ソフトを導入している程度のセキュリティ対策しか講じていない企業は、いつ重大なトラブルに巻き込まれてもおかしくない。そこで今回、セキュリティ対応状況に関する簡単なチェック表を用意した。ぜひチャレンジしていただきたい。以下の項目に3つ以上チェックが付いた企業は、危険度が“赤信号”状態といえる。

□社員がUSBメモリーやスマホに顧客情報を入れて持ち歩いている
□社員がスマホや個人のパソコンをオフィスに持ち込んで使っている
□標的型攻撃を防ぐ方法を社員が理解していない
□ウイルス対策ソフトが最新ではないパソコンがある
□Windows XPがまだ動いているパソコンがある
マイナンバー制度への対応準備ができていない

ITトラブルが、売り上げ伸び悩みの原因かも…

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執筆=井上 隆文

【M】

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