ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2017.05.18
今回も、前回に引き続き、メンバーをやる気にさせ成長させるための影響力のポイントを紹介します。
メンバーから現場リーダーになると「自分たちはこれまでリーダーに守られていた」と実感するようになります。経営層からのむちゃな要求、ステークホルダーの不満の調整など、メンバーであったときには見えていなかった状況が見えてくるからです。
そんなリーダーに対し、時にメンバーは不満をぶつけます。リーダーからすれば「人の気持ちも知らないで」と思うのも無理はないでしょう。
しかし、ここで肝に銘じておくべきは「リーダーとメンバーは相互依存の関係にある」ということです。つまり、メンバーあってのリーダーであり、リーダーあってのメンバーなのです。
私も自分がリーダーになりたての頃、これをよく理解していませんでした。当時、数十人のチームの現場リーダーだったのですが、チームの中に文句の多いメンバーがいたのです。他のメンバーも巻き込んで、不満を言い募っていました。
そのメンバーはパフォーマンスが高くなく、チームにあまり良い影響も与えないので、チームから外すことを考えろと上司から言われていました。しかし「もう少し様子を見させてください」とかばっていました。それにもかかわらず文句ばかり言うメンバーにうんざりしていたのでした。
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執筆=芝本 秀徳/プロセスデザインエージェント代表取締役
プロセスコンサルタント、戦略実行ファシリテーター。品質と納期が絶対の世界に身を置き、ソフトウエアベンダーにおいて大手自動車部品メーカー、大手エレクトロニクスメーカーのソフトウエア開発に携わる。現在は「人と組織の実行品質を高める」 ことを主眼に、PMO構築支援、ベンダーマネジメント支援、戦略構築からプロジェクトのモニタリング、実行までを一貫して支援するファシリテーション型コンサルティングを行う。
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