ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.03.23
コンビニエンスストアといえば、何でもあっていつでもオープンしている便利なお店。だが、多くの場合は買い物をするにはコンビニまで出掛ける必要がある。そのコンビニが、出来たて料理を作って届けてくれるフードデリバリーの役割も果たす場へ進化しそうだ。2022年1月、ローソンが店内厨房を活用したフードデリバリー事業に参入すると発表した。
ローソンでは、これまでもフードデリバリー大手のUber Eats(ウーバーイーツ)と協業し、店内の弁当や飲料、菓子、日用品などを宅配するサービスを手掛けていた。そこに、店内の厨房で調理した出来たての料理をUber Eatsの配達員が届けるサービスが加わる。フードデリバリーに対応できるレストランが少ない地域でも、ローソンがその地域のキッチンになって温かい食事を届けてくれそうだ。
料理を宅配するフードデリバリーの市場は、コロナ禍による外食、アルコール提供の制限や在宅勤務の増加などを追い風に急成長を続けている。
NPD Japan(エヌピーディー・ジャパン)の調べによると、2021年のデリバリー市場は7909億円に上り、前年比では26ポイントの増加、コロナ前の2019年の同期と比較すると89ポイント増と、約2倍の勢いで成長しているのだ。レストラン売り上げに占めるデリバリーの比率も、2019年の3.1%から、2020年には6.5%、2021年になると9.0%と、2年で3倍近くに伸びている。
【デリバリー(出前)市場規模推移】
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執筆=岩元 直久
【TP】
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