ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2018.01.30
会社の利益を確保するためには、売り上げを伸ばすとともにコストを可能な限り削減していくのが理想です。ただ、それは簡単に実現できるものではありません。知らぬ間に経費などの無駄は積み重なっていきます。利益が確保できなくなり人員整理という最悪のコスト削減に至らないように、適切なコスト管理は従業員全員が日々考えなければならない課題です。
一般的に、会社のコストの中で高い比率を占めているのは人件費です。その削減を考える場合には、業務に投下されている人員数とその労働時間を見直してみましょう。特に従業員がどの業務に多くの時間を割いているのかを検証し、無駄を省くことは重要です。
例えば、形骸化している会議や研修はないか、部門間で重複している業務はないかなどを洗い出してみましょう。あるいは、会議などで社員が作成している資料が多すぎないか、決済終了までに余計なプロセスはないかといったことも目の付け所です。こうした点を改善することで労働時間が減少すれば、残業の削減につながり、人件費を抑えられます。
人件費削減につながる業務改善を行う際の指針の1つに、ECRS(イクルス)というフレームワーク(解決策)があります。4つのアルファベットが意味するのは、Eliminate(なくす)、Combine(まとめる)、Rearrange(変更)、Simplify(簡素化)です。各指針から導き出される具体的な例を紹介します。…
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執筆=木村 聡(木村聡税理士事務所)(studio woofoo)
平成18年(2006年)に税理士事務所を開業し、現在に至る。
主に法人の決算・申告書作成業務を営む。顧問先へは節税対策を中心にアドバイスを送る。
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税理士が語る、経営者が知るべき経理・総務のツボ