何気ない買い物が、その人の心理状態を表していることがあります。特に買いたいものがなくてもついコンビニに寄って買い物をしてしまう人や、買うつもりでショッピングに出掛けてもなかなか購入に至らない人、何でもネットショッピングで済ませてしまう人もいます。
この心理テストのポイントは「今、急に空き時間ができた」という仮定の部分です。普段は忙しくショッピングをあまりしない人も、「急にできた空き時間でショッピングをする」という縛りを意識して選んでください。熟考せず、とっさに思いついたもので構いません。
高額なものを買おうと考えた人は、今かなりストレスがたまっているはず。逆に、コンビニに行ったり、特に買いたいものがなかったりする場合には、現在はそれほどストレスがたまっている状態ではない可能性が高いです。高いものを見たい、買いたい、と思った人ほどストレスがたまっている状態なのです。
A~Eまで、どれを選択したかで、ストレス度を個別に見ていきましょう。
A. 高級ブランド品 ストレス度 90%
今、かなりストレスがたまっている状態です。高価な物を買ってパッと気分転換したい、また高級なものを見て触れて楽しみたい、というぜいたくをしたい気持ちの表れです。特に、日常的に高級ブランド品をよく買う人がAを選んだ場合は、ストレス度はMAX(100%)といえるでしょう。
対処法としては、実際に高級なものを買って散財するのも1つの解決法です。旅行をしたり休暇を取ったりするなど、少々現実から離れるのもよいでしょう。
B. 洋服 ストレス度 60%
洋服を買いたいと思っているときも、それなりにストレスがたまっている証拠。物が欲しい、買いたい、見たいというときには、自分が日常でストレスを抱えていると理解しても相違ありません。
洋服に凝るタイプの人は変身願望がある人。着る服によって自分を変化させ、人からも個性的と思われたい気持ちが強いタイプです。親しい人と会話を楽しみながら食事をすると、気持ちが和むでしょう。
C. 靴やカバンなどの小物 ストレス度 70%
靴やカバンを見たい、と思った人もそれなりにストレスがたまっています。
特に、いつも決まったメーカーやブランドの靴やカバンを買っている人は、自分というものがしっかりと定まっていて、人に振り回されることを嫌がる傾向にあります。また、変化を嫌う保守的な側面があります。Cを選んだ人は、恐らく周囲との摩擦を感じていたり、仕事がスムーズに進んでいないというジレンマを感じていたりするのでしょう。
こちらもリラックスするのが一番の解決法ではありますが、もっと手軽な方法もあります。モヤモヤの中身を紙に書き出して、その紙をビリリと破るだけで、十分ストレス解消になります。
D. 食料品やお菓子(コンビニやスーパーで) ストレス度 30%
ほとんどストレスを感じていない状態です。平常心といってもいいでしょう。毎日を淡々と過ごしていて、人から見ると大変そうに見えても、本人はそれが当たり前になっていて、精神的負担は少ない状態です。もし体の疲れを感じているなら、マッサージに行ったり、睡眠時間を長めにしたりする程度でOKです。
ただし、たとえコンビニを選んだとしても「アルコールやチョコなどの甘いお菓子を購入する」のであれば、ややストレス値は高くなり、50%となります。
E. その他(具体的に) ストレス度 20% or 80%
具体的にどこに行きたいか、その場所によってストレス値が変わってきます。
例えば、趣味に関する場所に行きたいなら、ストレス値は「80%」と高くなります。また、釣りを趣味にしている人が「釣具店」など、具体的な場所を思い浮かべたなら、現実逃避の傾向があります。
この他、行きたい場所が「わが子へのプレゼントを買うためにおもちゃ店」と答えた人のストレス値は20%と低くなります。つまり、自分のためのショッピングか、他人のことを考えてのショッピングかでストレス値は変わります。
ストレス値が高い場合は、趣味に没頭する時間を多めに取り、リラックスタイムを過ごすことをお勧めします。物を買ってもよいですし、リラックスできる場所へ行ってもよいでしょう。自覚がなかった人も、ぜひ自分に合った方法でリフレッシュしてみてください。