ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2017.07.13
少子高齢化社会の現在、仕事を抱えながら、親を介護するケースが増えた。高齢者はますます増加する一方だ。だが高齢者を支える人数は少子化により減少、さらに多くの人が親の介護に直面する。介護が原因で仕事や生活への意欲を失ったり、目を離せぬ状況故に介護離職に追い込まれたりする場合も続出しているという。こうした事態を和らげるため、IT利用での介護負担軽減が期待されている。
仕事や生活の都合などで要介護者と離れて過ごす場合は、IT機器やIoTで状況を見守ったり、遠隔で確認したりするのがお勧めだ。
筆者の場合、要介護の母の部屋にライブカメラを設置、スマホやパソコンから状況を見守れるようにしている。スマホで部屋の温度や湿度もチェックできる。電化製品をスマホからオン・オフするスマートコンセントやリモートコントロール・システムも有効だ。
また、物忘れが多くなったり、道に迷ったりするので、スマホを持たせて対策している。スマホのGPSは優秀で、かなり正確な位置が分かる。以前、ガラケーの位置情報サービスを使っていたが比べものにならない。スマホには初心者向けのホームアプリをインストールし、ワンタップで家族に電話が掛けられるよう工夫した。フロントカメラを併用したビデオ通話も役に立つ。声に加え、やはり家族の動く姿を見ると、より安心感が高まるだろう。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
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