ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2017.09.29
インターネットとIT機器の普及で、ネット通販やフリマ、オークションが盛んとなり、宅配便の取扱個数は急速に伸びている。一方、宅配便の約2割が受取人不在による再配達といわれる。この再配達による運送会社の労働環境悪化や人手不足、それに伴う環境問題の深刻化が社会問題となっている。
宅配便の大手であるヤマト運輸は10月、佐川急便は11月に基本運賃を引き上げる。ただし、これで再配達問題が解決するわけではない。
再配達による「宅配クライシス」に関して、国が再配達防止の呼びかけやキャンペーンを行う動きも盛んとなっている。運送会社は、メールやLINEを使ったり、スマホから気軽に利用できる宅配ロッカーサービスと連携したりなど対策を行っている。そのほか、一般人が空き時間を使って荷物を運ぶクラウドソーシング、ドローンを使った無人配達など、ITを利用した方策が徐々に実現しつつある。
ここ十年来で、買い物スタイルは確実に変化した。誰しもがネット通販やネットオークションなどの活用を実感しているのではないだろうか。筆者宅にも3日に一度、もしくはそれ以上の頻度で、宅配便の荷物が届く。宅配便の取扱個数は、ネットが普及しつつあった1998年あたりの約2倍に急増している。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
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