オフィスあるある4コマ(第45回)
ホテルでWi-Fiがつながらない原因
公開日:2018.01.26
メルカリとは、スマホ1つで簡単に不要品を出品して取引できるフリマ(フリーマーケット)サービスだ。誰でも簡単に、ファッションから雑貨、家電、本や漫画に至るまで、売ったり買ったりを楽しめる。2013年7月のサービス開始以来、その手軽さと簡易さで、若者からシニアまで高い人気と普及率を誇ってきた。翌年には米国、英国でもサービス開始。アプリのダウンロード数は国内だけで4000万、1日の出品数は100万という、飛ぶ鳥を落とす勢いのメジャーアプリとなっている。
メルカリの登場までは、不要物の売買といえば「ヤフオク!」をはじめとするネットオークションが主流だった。ネットオークションの利用には、基本的に本人確認済みのアカウント、住所や氏名、電話番号などの個人情報、銀行口座やクレジットカード番号などが必要だ。何度もやり取りが生じ、慎重に気遣って行わないと評価制度の履歴なども残るので、結構手間と労力のかかるものだった。
そんな中、メルカリはスマホに注目した。スマホにはカメラも付いているし、ネットにもすぐ接続できる。「すぐに不用品を処分できるシステムがあったらなぁ」と思っていた層を取り込んだ。筆者もその1人だ。メルカリが急速に普及するのを見て、「なるほど」と思った。
アプリを使ってみると、アカウント登録がすぐ(メールアドレスとパスワード、SMS認証)行える。うたい文句通り、スマホ1つ、3分で出品できる簡易さに驚く。金銭のやり取りはメルカリ側が仲介し、身分を明かさずに商品を送れる。売上金での購入が可能など、従来のネットオークションとは大きく違った点に気付く。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
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