ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2018.11.27
インテルのプロセッサー(CPU)がこのところ高騰している。需要が高まっているのに生産が追い付かないのが理由だが、次世代CPUの発売をもくろんでの生産調整が原因という説もある。
CPUは2割以上の値上がり、この傾向はメーカーパソコンの冬モデルに影響するといわれる。ボーナスでパソコンを調達しようと思う人は、少し予算を増やしておいたほうがよいかもしれない。
ただし、メモリーは緩やかに値下がりしている。イマドキのパソコンに欠かせなくなってきたSSDも最近、値下がり傾向だ。大容量のものが入手しやすくなってきた。このようにパソコンおよび周辺機器は値段の変動が多く、スペックの進化も著しい。機種も多様だ。こんな時代に、IT機器はどのように入手すればいいのか、探ってみたい。
世の中の流れが再び、スマホやタブレットなどのモバイルから、パソコンにも向いてきている。パソコン不要説を唱える人もいるが、IT歴の長い筆者は「パソコン必要説」を支持。やはり重たい作業や複雑な作業、クリエーティブな作業などにパソコンは欠かせない。
パソコンとスマホ、つまり据え置きと持ち歩き、この2つの形態をうまく使い分けるのが、IT時代を生きるコツだ。普段の持ち歩き、居間や寝室などでのくつろぎには、スマホおよびスマホOSベースのタブレット。日ごろの情報チェック、家族や友だちとのやり取り、写真を撮り日記をしたため、時にはストリーミング動画や音楽サービス、ゲームに興じる。コンパクトに持ち歩け、すぐ取り出せてやりたいことをするのにスマホは都合がよい。
一方、仕事やクリエーティブな作業、写真やビデオの編集、チラシやポスターのレイアウト、数値の集計や表計算、文書の作成など、じっくり取り組みたいときにはパソコンだ。文字入力はキーボード、ポインティングデバイスはマウスやペンタブ入力が圧倒的にスムーズだ。大画面モニターも見やすいし、複数のソフトやファイルを開いてマルチに作業を進められる。ノートタイプも便利だが、やはり腰をすえて作業に没頭できるデスクトップタイプが選択肢として「あり」だと思っている。
ところで話はちょっとパソコンから離れるが、最近、猫もしゃくしも自動車を所有、というわけでもなくなってきた。自動車には趣味やぜいたく品としての存在価値も依然あるものの、最近は実用重視の傾向が顕著だ。軽自動車やコンパクトカー、ハイブリッドカーなどエコな車が多い。
これは、実用重視と低迷気味の景気、住宅や生活事情などから、必ずしも車を所有する必要はない、という考えが増えてきたからと思われる。リースやレンタルは会社や商店では以前から当たり前だが、個人でもシェア、リースやレンタルで済ます動きは広まっているという。「半額で乗れる」などとうたう個人向けのカーリースの広告も、テレビCMやチラシなどでよく目にする。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
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