ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2019.08.26
Amazonは、年に一度のプライム会員大感謝祭「プライムデー」を2019年7月15~16日に行った。詳しい売上高は発表されていないものの、この2日間で注文された商品は世界で1億7500万点以上、日本でも、過去の「サイバーマンデー」および「プライムデー」と比較し、史上最大規模になったと発表した。
ネット通販は、もはや日常のものといって過言ではない。現物を手に取らないで購入する通販は、当初、抵抗のある人も多かった。ところが今は多くの人が抵抗を感じずに利用している。
通販の魅力は、いつでもどこでもあらゆるショップから物が買えて、購入物は数日で玄関まで届くところだ。筆者のように人や店の少ない地方に住む者にとっては、時間とコストの節約になる。地方では、欲しい物を散々探し回っても「ない」なんて事態も少なくないからだ。
Amazon以外に人気なのは、楽天やYahoo!ショッピングだ。ただし通販に送料は付きもの。Amazonでは年間5000円ほどの会費を払って会員になれば、基本的に送料が無料となり、動画や音楽などさまざまなサービスが利用できる。やはり一番の人気だ。
ただし、現物を手に取れない通販では、届いてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性がある。通販で「泣き」を見ない、よりおトクに、より目的に応じた商品を入手するにはどうしたらいいのだろうか。
商品ページにある情報や、メーカーサイトの商品情報だけでは、商品を手に取れないデメリットは埋めにくい。デメリットを埋めるには、商品ページに記された、実際に買ったり使ったりしているユーザーの声、「レビュー」が役に立つ。
筆者も多くの物を通販で入手する。目的に応じた商品をよりおトクに入手するためには、類似の商品の比較などで十分に吟味する。ターゲットの商品は、商品情報やスペックシートに加え、商品ページに書かれたユーザーからのレビューを参考にして選ぶ。やはり実際に購入して使ってみたユーザーの意見は貴重だと思う。
だが、レビューを100%信じてはいけない。店側からお金をもらって書く「ステマレビュー」(サクラレビューなどとも呼ばれる)が横行しているからだ。筆者もついこうしたステマレビューを参考にして、商品を買ってしまったことがある。レビューの内容とは似ても似つかぬ品だった。
商品ページにずらりと並ぶレビューの中から本物の情報を見分け、より有効なチョイスを行わなくてはならない。ステマレビューの見分け方を箇条書きにまとめてみた。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
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