ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2020.03.13
新型コロナウイルスの感染拡大で学校は休校、ビジネスはテレワークに切り替える企業が急増、イベントは中止もしくは無観客で行われ、テーマパークは休業する。影響は甚大だ。感染拡大を何とか食い止めて、被害をできるだけ最小限にしたいところだ。
そんな折、既存の3種類の薬剤が治療に効果を示した、という報告もある。ワクチンの臨床試験も、近く始まる見通しといわれる。一刻も早い治療法の確立が望まれる。
一人ひとりができる対策として、手洗いやせきエチケットがうたわれている。しかし、相変わらずマスクや消毒薬が不足する状況だ。SNSでトイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するとの情報が広がり、紙製品を買い占める人が続出した。本当に必要な人が困る事態が引き起こされた。紙製品は現在、通常通りの生産・供給が行われ、マスクや消毒液の不足についても、状況が経済産業省によりアナウンスされている。
3月14日以降、マスクおよび消毒剤のオークション出品の自粛が経済産業省から要請された。職場のマスクを転売した病院職員や、大量のマスクを出品した議員がニュースになった。非常事態に便乗して私腹を肥やす行為は、人間的にいかがなものか。新型コロナウイルスに便乗した悪徳商法も後を絶たない。一人ひとり、警戒する必要がある。
今回のデマに関しても、デマだと分かっていても、困りたくないから買っておこう、という人が多かった。しばらく使う分があるなら、本当に必要な人のために控えておく心遣いも必要だ。正しい情報を得ることと、正しい情報に基づいた正しい行為を取ることが重要だ。冷静さと人間らしさを失ってはいけない。常に襟を正したい。
感染を拡大させぬよう、感染者との接触や、不特定多数の人が触る物に近づくのはなるべく避けたい。とはいえ外出せざるを得ない事態は多い。そんなときに“IT”が役立つ。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
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