ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.11.18
近年、スーパー、コンビニ、アパレル店などで、顧客が自身で商品会計を行う「セルフレジ」が増えている。店舗側は、人件費削減や生産性の向上につながる。顧客側も、点数が少ないときや素早く買い物を済ませたいとき、新型コロナウイルスの影響で人との接触を減らしたい場合など、なかなかありがたい。また、最近では商品バーコードの読み込みを店員が行い、支払いを顧客が精算機で行う「セミセルフレジ」も増えており、スキャンのみを顧客が行うといったシステムも存在する。
メリットも多く普及しつつあるセルフレジだが、問題も起きている。それは、故意な不正(万引き)や、顧客が操作を誤って未決済商品を持ち帰ってしまうことなどで生じる「ロス」の増加だ。
ある新聞記事によれば、窃盗容疑で現行犯逮捕された男性は、「セルフレジでバーコードを読み取った音を聞いた」と主張して否認したものの、調べが進むと、同様の手口で何回も商品を盗んでいたことが判明したという。
故意か過失か、判断の難しい部分もあるが、店舗側にとってはロスになるのは間違いない。実際にセルフレジを利用すると、1人の作業なのでミスに気付きにくい、と思える。慌て者の筆者は作業に焦って挙動不審になりがちで、それで疑われたら嫌だなぁ、としばしば思うこともある。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
【TP】
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