ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2021.07.07
「メールよりもチャット」。プライベート利用を中心に、シンプルでスピーディーなコミュニケーションが可能なチャットの利用が広がっている。それなりにルールを求められ、相手が読んだかどうか分からないメールよりも、必要な内容だけ送信して既読状況が把握できるチャットの利便性・気軽さを体感しているからだろう。
ビジネスでもチャットはコミュニケーションの形として着実に浸透している。シンプルでスピーディーなコミュニケーションは、迅速な情報共有や意志決定に有効だ。チャットを利用する企業・団体が右肩上がりに増えている。
チャットといえば、LINEのようなプライベートチャットを利用する機会が多い。ビジネスでチャットを使うときにも、こうしたプライベートチャットをそのまま活用してもよいのだろうか。
ビジネスでチャットを活用する上で気になる事案があった。それが、2021年3月19日に総務省が公表したもの。LINEのシステム開発や運用の一部が、中国を拠点とする関連会社で行われており、日本のサーバーにある利用者の個人情報へのアクセスが可能となっていたという。
ビジネスの機密事項や重要事項をチャットでやり取りするときに、大事な情報が第三者からアクセスできる状況になっていたら取り返しがつかない。万一とはいってもリスクは最低限に抑えたいもの。個人利用でとても便利な無料のプライベートチャットは、一方で本格的なビジネス活用ではリスクが少なくないのだ。
ビジネス利用を前提としたビジネスチャットを選ぶときには、3つのポイントをチェックしたい。プライベートチャットとの大きな違いがある「セキュリティ」「運用」と、大きな負担にならないような「コスト」である。
ビジネスチャット選びの3つのポイント
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執筆=岩元 直久
【MT】
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