ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.12.21
現在、ビジネスにおけるコミュニケーションツールの主役となっているEメール。しかし、テレワーク・リモートワークの浸透などを始めとした仕事環境の変化に伴い受信数が多くなることで、見逃しやレスポンスが遅くなるケースも増えている。そこで注目されているのがビジネスチャット。特定の相手やグループとやりとりが可能で、Eメールよりも気軽にメッセージを送ることができる。そのメリットやポイントについて実際にどんな使われ方をしているのか、医療、建設、教育という3つの業界を例に見てみよう。
ビジネスチャットのメリットの1つが素早く確実に情報が伝達できる点だ。ちょっとした連絡漏れが大きなミスにつながる医療や介護の業界では、心強いコミュニケーションツールとしてビジネスチャットが利用されている。
医療現場にいる医療従事者は何人もの患者を担当していて情報が混乱するケースもある。しかし、ビジネスチャットであればいつでもメッセージを読み直すことができるだけでなく、重要なメッセージを一覧で表示できる機能がある場合、これらを利用して伝達ミスや見落としを防ぐことができる。またチャットのトークルームなどを作成する時に既読表示をオンに設定しておくことで、グループに入っている職員がメッセージを読んだかどうかが確認でき、電話や口頭での伝達にありがちな「言った」「聞いていない」といったトラブルを回避することができる。
さらに、医療現場でやりとりされる患者の情報はプライバシーへの配慮が不可欠だが、特定の管理者がユーザー登録を管理するセキュアなビジネスチャットであれば部外者への情報漏えいを未然に防ぐことも可能だ。医療現場にとっては安心して利用できる大きなポイントだろう。
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執筆=高橋 秀典
【MT】
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