ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2016.09.14
ここ数年、日本を訪れる外国人観光客が増加している。政府が推進する「観光立国」実現に向けた取り組みの成果といえるが、喜んでばかりはいられない。訪れた観光客からは、Wi-Fi環境について不満を訴える声も上がっているからだ。
2015年度に日本を訪れた外国人観光客数は2000万人を突破し、過去最高を記録した。繁華街や観光地でその姿を見かけることは、今や日常風景になった感がある。日本に対する高い評価の半面、多くの外国人観光客が不満を感じている。総務省・観光庁が行った「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」(2016年1月12日)によると、外国人観光客が旅行中に困ったことの第1位は「無料公衆無線LAN環境」(無料Wi-Fi)だった。かつて日本観光のネックといわれていた「施設等のスタッフとコミュニケーションがとれない(英語が通じない等)」や「多言語表示(観光案内版等)」などを上回り、実に46.6%の外国人観光客が無料Wi-Fi環境に不満を抱いているのである。
この結果を見て感じるのは、「日本はそんなに遅れているのか?」という素朴な疑問だ。空港や駅、カフェなど、人の集まる場所でWi-Fiが使えるところは多いし、街中で無料Wi-Fiのマークを見かける機会も多い。なぜこのような結果が出てしまうのだろうか。
\ かんたん入力で登録完了 /
執筆=林 達哉
【MT】
オフィスWi-Fi導入実態調査2022
働き方改革をはじめ、新型コロナ対応として社員の固定席を設けない「フリーアドレス」のオフィスを導入する企業も増加傾向です。こうした業務形態の浸透に伴い、インターネットや業務システムへのアクセスも無線LAN・オフィスWi-Fiによる接続が一般化しました。オフィス内で進むワイヤレス環境、無線LAN環境整備の実態について調査を行いました。
業務用Wi-Fiを導入する時知っておきたい8つのチェックポイント
業務用Wi-Fiに必要となる性能や機能は、家庭用Wi-Fiとは異なります。導入時に多くのお客さまが疑問に思われる項目を「8つのチェックポイント」としてご紹介します。ご検討の際にぜひお役立てください。
導入する前に知っておきたいWi-Fiを活用した個人経営店の集客戦略
「今さらWi-Fiを導入して、売上なんて上がるの?」「コストかかるだけじゃない?」と考える経営者さまは多いのではないでしょうか。しかし消費者の側からすると店を選ぶ時の基準の一つに、Wi-Fiが使えるかどうかというのは大きなポイントになっています。消費者はなぜここまでWi-Fiにこだわるのか消費者の心理を紐といていきます。