脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」(第82回)
ブルーライト対策にはうな重?
公開日:2022.11.07
コロナ禍によって、働き方は大きく変わってきた。働き方改革の切り札と言われながらも、それまで広がりを見せなかったテレワークが一気に広がり、オフィスに出社せずに働くという選択肢があることを多くの人が経験した。感染拡大が落ち着き始めた今では、オフィスワークとそれ以外を併用するハイブリッドワークを取り入れる企業なども増えている。こうした中でオフィスの在り方を見直し、事業計画などに応じて拠点や店舗の拡張・追加を通じて最適化しようとする機運が高まっている。
仕事の進め方も変わりつつある。テレワークを実践するためには業務のデジタル化が大前提となる。多くの企業では一気にデジタル化が進められた。請求書をはじめ紙の文書はなくなり、印鑑を廃止したところも多かった。コミュニケーションだけでなく、多くの事務作業がパソコンで行えるようになった。さらに、クラウドストレージを利用すればインターネット経由でどこでも行えるようになったのである。
これは業務変革の大きなきっかけにもなった。承認申請など事務プロセスのワークフローが整備され、ルーティンワークをロボットに代行させるRPAの導入が進み、デジタルで新たな価値を創造するDXの下地にもなっている。
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執筆=高橋 秀典
【MT】
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