ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
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公開日:2019.04.10
ちまたにあふれる3文字略語。何だかIT用語に多いものの、一体何の略なのかも分からない。そんなIT初心者の社長にも理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は「UPS」だ。
「社長、うちもUPS(ユーピーエス)を増強しませんか。重要なデータが保存されているストレージの故障も心配ですし」(総務兼IT担当者)
「U.P.S.! U.P.S.!」(社長、踊り出す)
「社長、何のまねでしょうか」
「ずいぶん若者に流行したじゃないか。ワシも孫と一緒に踊っておる」
「それは……“U.S.A.”ですよね。そうじゃなくて、UPSですよ。雷シーズンも心配ですし」
「そうそう、カミさんの雷が落ちるんじゃよ。踊るたびに、うるさい!と雷を落とされておる」
「その雷とは違いますよ。UPSは無停電電源装置のことです。突然の停電や、雷による電圧の急な低下からIT機器を守ってくれるんです」
「ワシもカミさんの雷には困っておる。ワシを守ってくれるなら、そのユー何とかをすぐに入れてくれ」
社内にはさまざまなIT機器が置かれています。突然の停電や落雷による電圧低下などの影響でパソコンやサーバー、ストレージ(NAS)に保存したデータが消失するリスクもあります。UPS(無停電電源装置)は、突然の停電時にバッテリーに切り替わり、一定時間、サーバーやストレージ、IP電話などのIT機器に電源を供給し、データ消失や通話停止などのリスクから業務を守ってくれます。
Q UPSとはどんなものですか…
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執筆=山崎 俊明
【MT】
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