ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.06.22
IT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は「クラウドストレージ」を説明する。クラウドストレージを使えば、社内・社外で情報を共有しながら業務を進められる。IT初心者の社長もクラウドストレージを使ってみたくなるはずだ。
「社長、社内だけでなく取引先と大容量データのやり取りが増えています。そろそろクラウドストレージを導入しませんか」(総務兼IT担当者)
「何?クラっとする?また、何かたくらんでいるな」(社長)
「クラっとなんてしていません。私はいつもシャキっとしています。データをクラウド上に保管するサービスをクラウドストレージと呼ぶんです。いろいろと便利なんですよ」
「いろいろって、いつも雲をつかむような話だな。ワシが分かるように説明しなさい」
クラウドとは、企業・ユーザーがシステムやアプリケーションをネットワーク(インターネット)経由で利用する形態をいいます。ストレージはデータの保存・保管を意味します。ストレージは通常データセンターの中にあります。
つまり、クラウドストレージはクラウド上のストレージにデータを保管できる仕組みをさします。クラウドに接続するインターネット環境があればどこからでもデータを利用できます。
クラウド上のデータにどこからでもアクセスできる
Q クラウドストレージのメリットは何ですか…
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執筆=山崎 俊明
【MT】
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
クラウドストレージ利用実態調査2022
近年、ユーザー嗜好の変化を適切につかみ、ビジネスチャンスを生み出すヒントとして注目を集めるがデータの利活用。ビッグデータの活用とまでいかなくても、企業活動の中で取り扱うデータは増加する一方です。日々の業務においては、膨大なデータをいかに効率的に管理・保管するかが1つの焦点となる。その課題解決に向けて注目を集めるのが、クラウド上のデータ格納スペース「クラウドストレージ」(オンラインストレージ)の利用です。その実態について調査を行いました。
企業のDX対応意識調査2023
データの利活用にとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルの変革や経営革新の切り札として期待される「DX(デジタルトランスフォーメーション)」推進。企業はその対応に向けて何を進め、どのような点を課題に感じているのだろうか。こうした企業意識について調査を行いました。
電子帳簿保存法対応調査2023
2022年に施行された改正電子帳簿保存法。その猶予期間が、2023年12月31日で終了となります。多くの企業にとって、インボイス制度(同年10月スタート予定)も鑑みつつ、本制度が定める電子取引データの電子保存などに対応するための準備が喫緊の課題となります。では、企業はどのように準備を進めているのだろうか。その最新動向について調査しました。