ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2023.04.12
経営とITは切っても切り離せないのは分かっているが、ちょっと聞いただけではなかなか理解できないのがIT用語。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は「見える化」を紹介したい。何かしらすでに行っている企業も多いはずだ。
「社長、新人も入りますし、うちも業務の見える化をしましょう」(総務兼IT担当者)
「どういうことだ? 業務部の席がどこにあるかは分かるぞ。席替えでもするのか」(社長)
「座席とは関係ありません。見える化は、業務状況を客観的に捉えられるようにして、課題を洗い出せる環境をつくることです。業務を見える化しておけば新人の成長も早いと思います」
「それは確かに大切じゃな。ところで、君の仕事がまったく見える化されていないから、そこから始めてくれ」
業務の見える化は、属人的になっていたり、仕組みが整っていなかったりしてブラックボックスになっているものを客観的に把握できるようにします。例えば、客観的な数値やフロー図があれば、日常業務で普段は気づきにくい課題や問題点を洗い出せます。改善の糸口も見つかり、生産性向上につなげられます。また、「あの人にしか分からないブラックボックス業務」が身近にないでしょうか。そういった業務も見える化すれば、引き継ぎや新人教育を効率化できる場合があります。
Q 見える化の意義は何でしょうか…
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執筆=山崎 俊明
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