時短エクセル(第19回)Excelの範囲指定。裏技3つ

パソコン スキルアップ

公開日:2019.07.01

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 大きな表は、マウスのドラッグで範囲指定するのが大変だ。ドラッグし過ぎて何百行も下に移動してしまった経験は誰しもあるのではないだろうか。今回は、マウスのドラッグ以外の方法で大きな表を簡単に範囲指定し、便利に活用する方法を3つ紹介しよう。

※当記事では練習用のサンプルファイルがダウンロードできます(ページ下部)

ショートカットキーを使う

 表内のいずれかのセルを選択した状態で、「Ctrl」キーと「A」キーを押す。すると表全体が選択できる。さらに「Ctrl」キーと「A」キーを押すと、シート全体が選択できる。表の外にカーソルがある場合は、「Ctrl」+「A」キー1回でシート全体の選択となる。

 ほかに、「Ctrl」+「Shift」+「:」キーを押す方法もある。テンキーを使うなら「Ctrl」+「*」(アスタリスク)キーでもよい。

 ここでは、分かりやすくするために、表はそれほど大きくない例で示しているが、実際はスクロールしないと全体を選択できないような表でこそ威力を発揮する。

表内にカーソルを置き、「Ctrl」+「A」キーまたは「Ctrl」+「Shift」+「:」キーを押す

 

表全体が選択できる

 ただし、空白の列や行がある場合は、うまく表全体が選択できないこともあるので注意しよう。

1行がまるごと空白の状態で同じようにショートカットキーを押すと

 

空白の手前までしか選択できない

表に名前を付ける…

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執筆=内藤 由美

大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。

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