ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで“学び”が進化する
公開日:2022.09.01
Excelで表を作成する機会は非常に多い。中でも、売上表などの数字が多く含まれるものか、住所録や住所録のようなデータベース的なものが多いだろう。いずれにしても、表は分かりやすく見栄えを整えたい。
今回はテーブル機能を使って1行おきに色を付けて表を分かりやすくする。そのほか、テーブルを使えばどんなメリットがあるかを紹介しよう。
一般的な表にテーブルの書式を設定しよう。
テーブルの書式を設定したい表の任意のセルにカーソルがある状態で、[ホーム]タブの[テーブルとして書式設定]をクリックし、好きなデザインを選ぶ
[テーブルの作成]ダイアログボックスが表示されるので、「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックが入っていること、範囲が正確であることを確認して[OK]をクリックする
これでテーブルが完成した
表内がすべて文字や数字で埋まっている場合は問題ないが、途中に空白行や空白列がある場合などは範囲の認識がうまくいかないこともあるので、その場合は手動で範囲を指定し直せばよい。
また、[挿入]タブの[テーブル]からテーブルにすることもできる。その場合は、デザインはデフォルトのものとなるので、後で好みのものに変更すればよい。デザインは[ホーム]タブの[テーブルとして書式設定]または[テーブルデザイン]タブの[テーブルスタイル]で、後からいくらでも別のものに変更できる。
行や列を追加するときも、テーブルにしておけば自動的にデザインなどを踏襲してくれるので便利だ。
ここではB11セルに8/9と入力してみよう
すると日付の表示形式もデザインも踏襲された
列も同様だ。文字列を入力すると、デザインが拡張されて列が追加された
テーブルを作成すると、メニューに[テーブルデザイン]というタブが追加される。このタブを活用すれば、テーブルをいろいろと便利に活用できる。まずは集計行を追加してみよう。
カーソルを表内に置いた状態で[テーブルデザイン]タブを開き、[集計行]にチェックを入れると、自動的に最下行に集計行が追加され、右下のセルに合計額が表示される
他の店舗も右に表示される▼を押して「合計」を選ぶとすぐに合計額が表示される
他の店舗は、▼から同様に合計を選んでもよいし、「合計」に指定したセルの右下を右へドラッグしてもよい。
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執筆=内藤 由美
大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。
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