ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2021.03.08
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、これから一層テレワーク化を加速させる企業もあるだろう。テレワークを先行して実施した企業から聞こえるのがネットワークの問題だ。
これまで社外から会社のネットワークにリモートアクセスするのは、営業担当者など一部の社員であり、特に問題ないケースが多かった。それでは昨今のテレワーク時においては何がネットワークの問題となるのだろうか。
社外からアクセスする従業員が少ないときには問題にならなくても、多くの従業員がテレワークを行うと、勤務開始時に一斉に社内ネットワークにアクセスすることになる。そうすると、機器のパフォーマンスが低下してつながりにくい。問題の原因はネットワーク機器のパフォーマンス不足だ。そこで急きょ、社内のネットワーク設備を増強し、テレワークによる通信量の増大に対応するケースは多い。
テレワークの利用拡大に伴い、企業ネットワークの再整備が必要な場合もある。企業ネットワークには、社内(拠点内)のネットワークであるLAN(ローカルエリアネットワーク)と、社外の営業拠点や従業員の自宅のパソコンなどを社内ネットワークに接続するWAN(ワイドエリアネットワーク)の2つがある。
テレワークでオンライン会議ツールを利用して社内と自宅などをつなぎ、ミーティングを行うのも一般的になってきた。自宅から直接インターネットへの接続を許可しない場合、オンライン会議を行う際にも社内ネットワーク経由でインターネットへ出ることになる。
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執筆=山崎 俊明
【MT】
会社の体質改善法