友だちが増えるにつれて、友だちを探すのが大変になる。頻繁にやり取りする友だちはトークタブの上部にあるので探しやすいが、たまに連絡する人を見付けるのは手間がかかる。会社の人はまとめて表示してくれれば便利だ。ホームの友だち一覧から探す場合、まずはグループが表示され、それから友だち一覧になる。表示名の並び順はカタカナ→ひらがな→漢字→アルファベットとなっている。(Androidの場合は数字→アルファベット→ひらがな→カタカナ→漢字の順)。
残念ながら、現在のLINEにはグループ分けや並べ替えといった機能がない。検索機能はあるが、表示名は自由なので、探したい友だちがどのような表示名だったか、それは漢字だったかひらがなだったかを思い出さなくてはいけない。
LINEは、友だちの表示名を変更できる。これを応用するのだ。例えば、表示名の先頭に「仕事」「趣味」「家族」などの表示を追加すれば、同じカテゴリーの人たちがグルーピングされる。なお、表示名を変更すると、自分の画面では相手の名前がその表示名に変わるが、相手にそれが知られることはない。
もう一工夫。上記の手順でグルーピングはできたが、グループの中でもよく使うグループとそうでないグループがあるだろう。グループの先頭に数字を付加すると、その順番も決められる。よく使うグループ順に01、02、03、…と連番を振っておけば、さらに探しやすくなるし、数字を振ることによってよりグループの区別が付きやすくなる。もちろんこれはA、B、Cでもよい。
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よく使うグループから上部に表示されるように数字を付加した[/caption]
ただし、表示名はスペースも含め最大20文字(全角・半角問わず)となっているため、それ以上長くはできない。表示名をまったく別のものにして分かりやすくする方法もあるが、その友だちのもともとの表示名が何だったか分からなくなるのは、個人的には避けたいと思っている。
いつも上位に表示したい人は「お気に入り」機能を使う
頻繁にやり取りする人は、トーク一覧で上位に表示されているはずなので、そこから探すのが一番ラクだ。ただ、やり取りは少ないが、重要かつすぐに探し出したい人は「お気に入り」機能を使うのも効率的だ。
例えば筆者の場合、取材のアポ取りから掲載までの期間だけ、取材対象者を上位に表示しておきたいことがある。頻繁にやり取りするわけではないが、いざというときにすぐに探せる状態にしておきたいわけだ。
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友だちのプロフィール画面を表示し、☆マークをタップする[/caption]
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お気に入りに登録された友だちは、グループよりも上に表示されるので見つけやすい[/caption]
ちなみにお気に入りは、「お気に入り」欄に表示されるほか、友だち一覧にも表示される。「お気に入り」に友だちのショートカットが作成されると思えば分かりやすい。不要になれば☆マークを再びタップし、お気に入りを外せばよい。
「表示名を変更してグループ分けする」、「お気に入り機能を使って上位に表示する」。この2つの機能を駆使すれば、探したい友だちを効率的に探せるようになる。