ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2021.03.29
■お悩み
在宅勤務がメインになり、Teamsがコミュニケーションの中心です。だいぶ慣れてきたのですが、「相手がメッセージになかなか気付いてくれない」ときがあります。わざわざ電話をするほどではなくても、反応がほしい場合がありますよね。相手にうまく気付いてもらう方法はありますか?(滋賀県S.Oさん)
■お答え
「重要」「緊急」「メンション」、ひと手間かけて存在をアピール
オンライン会議サービスの中でも、Microsoft Teams(以下、Teams)は個人間のチャットやチームのグループチャットを活用すれば、利便性がより高くなるツールです。改まった会議の場だけでなく、日々の業務で仲間と簡単に文字のコミュニケーションができて意思疎通がスムーズになります。特に、在宅勤務のように物理的に離れた場所にいる仲間と共同作業をするときは、チャットで会話ができると心強いものです。
しかし、相談者さんのお悩みのように、チャットで送ったメッセージを「見てくれない」「気付いてくれない」という場面も少なくないでしょう。本当に他の業務や打ち合わせで見ていないのは仕方ないとしても、丸1日気付いてくれないと困ってしまうこともあります。何とかして気付いてほしいですよね。
Teamsには、そうしたヤキモキさんに向けて、メッセージに気付いてもらいやすくするための機能が用意されています。まず個人チャットで使える「重要」と「緊急」の2つの機能の使い方から見ていきましょう。
チャットのメッセージ入力欄の下には、いくつかのアイコンが並んでいます。この中から「!」のアイコンを選んでクリックしてみましょう。すると、メッセージ送信の優先度を指定するウインドウが開きます。通常のメッセージは「標準」ですが、「重要」と「緊急」を選択できます。
「重要」を選ぶと、相手には「!」のアイコンと、冒頭に「重要」と赤い文字で書かれたメッセージが届きます。パソコンの場合は、ポップアップで重要なメッセージが届いたと知らせてくれますから、気付いてもらえる可能性が高くなります。
「緊急」は、画面上の説明に「受信者は2分間隔で20分間通知を受けます」とあるように、繰り返し通知が届きます。メッセージそのものも赤いベルのアイコンと「緊急!」の文字で目立ちます。パソコンやスマホから離れていたらどうにもなりませんが、見落としというレベルなら、これまでより防ぐことができるでしょう。
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執筆=岩元 直久
【TP】
オンライン会議お悩み相談室
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