この連載では、仕事で使える便利なショートカットキーを紹介していく。今回は、ブラウザーでページを開いているとき、マウスでスクロールしなくてもページの移動ができるショートカットキーを紹介しよう。
1画面ずつ上下に行き来する
通常、ブラウザーのスクロールにはマウスを使うことが多い。しかし、キー操作でもページ内を移動できる。まずは、情報を読み進めていくためによく使う「1画面下の情報を表示する」方法だ。
表示されている画面の情報を下まで読み終わったら「Space」キーを押す。すると1画面下の情報が表示される
「Shift」+「Space」キーを押すと、1画面分上の情報が表示される
読み進めていくなかで、前の情報を再度見たいときがある。そんなときは先ほどのショートカットキーに「Shift」を加えればよい。「Shift」キーをプラスすることで、逆の動きをすることが多いので、それを覚えておくと便利だ。
ページの先頭や末尾に移動する
では次は、ページを最後まで読み終わった後、最上部に移動したい、ページを開いてすぐに最下部のフッターを見たい、といったときに便利なショートカットキーを紹介する。
ページのどこを表示していても、「Home」キーを押すとページの先頭を表示する
ページのどこを表示していても、「End」キーを押すとページの末尾を表示する
このキーを使うと、長いページでも一気に先頭や末尾にジャンプすることができるので、マウスを使うより効率的だ。
直前に表示していたWebページに戻る…
リンクをクリックするなどして別の内容のページを表示したものの、もう一度さっきのページに戻りたい、というときに使うショートカットキーだ。ブラウザーの「戻る」ボタンと同じ役割を果たす。
[caption id="attachment_51237" align="aligncenter" width="600"] [Alt]+[←]を押すと、直前に表示していたWebページに戻る[/caption]
キーボードに手を置いてページ内を移動しているときなどは、マウスに手を伸ばすよりもそのままキーボードで操作したほうが速いので覚えておいて損はない。
さらに、ブラウザーの「進む」ボタンと同様の役割を果たすショートカットキーもセットで覚えておこう。
[caption id="attachment_51240" align="aligncenter" width="600"] [Alt]+[→]を押すと、先に進む[/caption]
なお、ここで説明したショートカットキーは、基本的にGoogle Chrome、Edgeいずれでも利用できる。
◆今回のおさらい◆
「Space」 下へスクロールする
「Shift」+「Space」 上へスクロールする
「Home」 Webページの先頭に戻る
[End] Webページの末尾に移動する
「Alt」+「←」「→」 直前のWebページに戻る/先に進む