ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2023.07.18
前回のコラムでは、テレワークが普及したためクラウド電話のもたらす価値が向上し、ビジネスWi-Fiとクラウド電話を組み合わせれば社内外でシームレスな働き方ができると述べた。このクラウド電話の機能をさらに拡充し、Web会議やビジネスチャット、ファイル共有などのサービスを提供しているのが、Microsoft Teams(以下:Teams)である。日々進化するTeamsとビジネスWi-Fiの組み合わせによって、さらに進んだ働き方が実現されようとしている。
テレワークとオフィスワークのハイブリッドワークへと働き方がシフトする中で、オフィスの電話の利便性を高めるシステムとしてクラウド電話が注目されている。そして、さらに一歩進んだ働き方を実現するツールとしてグループウェアの活用が広がっている。このグループウェアの代表格といえるのが、マイクロソフトが提供するTeamsである。
Teamsの正式版がリリースされたのは2017年3月。ビデオ電話やチャット機能を持つ「Skype for Business」の機能を引き継ぎ、グループウェアとしての機能が強化された。前身の「Microsoft Lync Online」は2011年3月の東日本大震災の際に、在宅での業務を支援するツールとして一時期注目を集めた。
TeamsではWeb会議機能、チャット機能、ファイル共有機能などさまざまな機能が提供されている。特によく使われているのがWeb会議機能で、テレワークの普及とともに、クラウド上で会議をするための代表的なツールの一つとして広く活用されるようになった。
いつでもどこでも簡単にWeb会議が行えるTeamsとビジネスWi-Fiは、言うまでもなく相性が良い。オフィス内のどこでもWeb会議が行えるように、ビジネスWi-Fiを導入すれば社内外で同様の働き方が可能になる。意識することなくシームレスな働き方ができる環境は、ストレスフリーで生産性向上にもつながる。
音声通話やチャット機能をベースに進化してきたTeamsは、クラウド電話との相性も良い。通信事業者が提供するクラウド電話と組み合わせれば、テレワークや外出先でもパソコンやスマホなどからTeamsに設定した会社の固定電話番号で発着信ができるため、オフィス以外でもシームレスな会話が可能になる。
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執筆=高橋 秀典
【TP】
ビジネスWi-Fiで会社改造