ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
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公開日:2022.09.29
「クラウドカメラ」は、カメラをネットワークに接続し、映像データをクラウド上に保管できる機器のことです。ネットワークカメラやIPカメラとも呼ばれており、従来の防犯カメラ・監視カメラと比べて、利便性や導入コスト面で優位性があることから近年注目を集めています。そこで本記事では、クラウドカメラの活用シーンや通常の防犯カメラや監視カメラと比較した際のメリット・デメリット、導入を検討する際に押さえておきたいポイントを紹介します。
目次
・クラウドカメラを導入するメリット
・クラウドカメラの利用シーンと用途
・要チェック!クラウドカメラのデメリット
・クラウドカメラの選び方4つのポイント
・まとめ
近年注目を集めているクラウドカメラですが、従来の防犯カメラ・監視カメラと比べた場合にどのようなメリットが考えられるでしょうか。ここでは3つのメリットをご紹介します。
メリット1:カメラの映像を遠隔で確認できる
クラウドカメラで撮影している映像はクラウド上に保管されるため、インターネット環境さえあれば、どこでも映像を確認できます。
パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット端末からもアクセスできるクラウドカメラサービスを活用すれば、外出先や移動中に手元のスマートフォンですばやく確認することも可能です。
メリット2:録画データの消失リスクを抑えられる
アナログタイプの防犯カメラ・監視カメラの場合、録画機器や記録メディアが故障したり壊されたりすると、録画データが消失するおそれがあります。その点、クラウドカメラはクラウド上に録画データが保管されるため、故障や破壊行為によるデータ消失の可能性を抑えることができます。
仮にカメラ自体を破壊されたとしても、壊される直前までの映像がクラウド上に保存されるため、映像の確認が可能です。
※機種によっては、あらかじめ設定した時間や容量に応じて自動的にバックアップを行うものもあります
メリット3:初期導入コストの削減が期待できる
クラウドカメラの機種にもよりますが、従来のアナログタイプのカメラと比べると、配線工事費や設置作業費といった初期費用が抑えられるケースが多いです。
また、録画データはクラウド上に保管されるため、録画機器を用意する費用は不要です。録画メディアの購入や保管費なども考慮する必要はありません。
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執筆= NTT西日本
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