ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2022.09.26
新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受け、テレワークが普及しています。テレワークでは、Web会議ツールやビジネスチャットを用いることで、自宅や外出先など、オフィス外でも業務をスムーズに進めることが可能です。感染防止効果はもちろん、業務効率化の観点でもメリットがあるため、すでに導入している企業も多いでしょう。
しかしテレワークには、オフィスでは以前は当たり前の存在だった“モノ”がありません。その1つが、オフィスの固定電話。テレワーク下での固定電話の運用は、従来と同じというわけにはいきません。
一般的にオフィスにおける固定電話は、代表電話と部署ごとに電話番号が割り振られ、電話を取った従業員が担当者に取り次ぐ形が一般的な対応でした。しかし、テレワークにおいては、そもそもオフィスに従業員がいないため、固定電話の取り次ぎも難しくなりました。
企業によっては、固定電話を受けるため、専任スタッフが出社して対応しているケースもあるでしょう。ただこの場合、当該スタッフはずっとテレワークができないことになってしまいます。加えて、掛かってきた電話を、自宅でテレワークをしている担当者にどのように取り次ぐのか、という課題も発生します。
こうした状況を放置すれば、ビジネスにさまざまなデメリットが生じてしまいます。例えば、見込み顧客からの代表電話への問い合わせにスムーズに対応できなければ、ビジネスチャンスの喪失につながります。また、取り次ぎに手間取り、時間がかかってしまえば、顧客満足度の低下を招きかねません。
テレワーク中でも、オフィスと変わらない電話運用をするためには、どのようにすればよいのでしょうか? 理想はオフィス以外の場所であっても、従業員がスマートフォンやパソコンを使い、これまでビジネスで利用していた電話番号でそのまま発着信ができるようになることです。
\ かんたん入力で登録完了 /
執筆= NTT西日本
【M】
企業のDX対応意識調査2023
データの利活用にとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルの変革や経営革新の切り札として期待される「DX(デジタルトランスフォーメーション)」推進。企業はその対応に向けて何を進め、どのような点を課題に感じているのだろうか。こうした企業意識について調査を行いました。
業務効率化・IT戦略の専門家が教える 新時代の働き方を叶える脱メール&2つのITツール
業務を効率化する方法のひとつに、ツールを活用した「脱メール化」があります。今回、多くの企業で数々の業務改善に携わってきた武藤崇志さんにインタビューを実施。「脱メール」を軸とした業務効率化のポイントをご紹介します。
DXの実現に「5G」がもたらすメリット
モバイル通信の新たな方式として2020年に5G(第5世代移動通信システム)の商用利用が日本で開始されました。通信環境にさらなる進化をもたらす5Gは、日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に大きく貢献する技術の1つとしても注目を集めます。5Gの概要および5GのDXへの影響について解説します。